実用-practical 感情の解放 本来のしくみ

他人軸 ”航海”

 

2016年8月14日分再投稿(編集済)

 

自分にイカリが降りていない状態で
世界が10求めるものに、10応えようとしている段階
いわゆる”他人軸”で生きている状態

それはそれは、真っ暗で苦しいものです。

 

それは、夜の海を、船から放り出されて浮き輪も持たずに
溺れて漂流しているようなもの。

泳げるといったって、波の力にかなうわけはない。

 

そんなこと言ったって塩辛いの
息ができないんだからしょうがないよ
苦しい
クラゲが邪魔
サメに食われるか不安だし

は、一生続きます。

 

 

”自分の軸”で生き始めるということは、
まず、浮き輪を手にしてなんとか息ができる場所を確保して
冷たい海で体が冷えてしまわないように
暖かい服に身をつつんで
休む時間を作る”選択”をするか

なんとかそして、知恵を絞って
船が救出しにきてくれるためにできることをし始めなければいけません。

 

夜の海で溺れている段階では、
何が起こっているのか自体が見えないのです。

 

夜が明け、向こうのほうの地平線がようやく見えて
はじめて目指す島を目にして

希望という一縷の望みの糸口をつかむまで

溺れ続けているしかできない上に、そこではじめて自分が溺れていることに気づきます。

 

 

助けを求める方法を知り、そこでなんとか空に向かって手を振り、
浮き輪を投げてもらったものをつかんで、そこに必死でしがみついて

そして船に乗る

 

船だって、オールも何もない単なる浮かぶだけのものだったら
嵐がきたら一発で沈む。

 

船がポンコツだからわたしは悪くない
こんなの意味ない
やっぱりわたしには無理なんだ
結局溺れる運命よね

 

それはやっぱり、一生続く。

 

 

その投げられた浮き輪から、次に手にした船に、
帆を張りそして少しの風向きを掴み取り

なんとか、生き延びていく
なんとか北西に見える星を頼りに進んで行く

途中で船に、屋根を作る
雨露がしのげるように改良する

心やすまる時間を自分で作る

剥き出しの潮風にさらされて肌がボロボロになる前に
海の水を精製して飲める水にできる循環システムを導入する

そこでシャワーを浴びて

眠る

 

 

すこし波がほころんだときに
ときどき外に出て
太陽の光を仰ぐ

世界はまだ、美しいと思う

 

そして大海原で溺れていたときから
船の上で一息つけるようになって

行きたい地点までいけるようになって

スピードを調整できるスクリューをつけたら

自分で漕がなくても
船は進むようになる

 

 

そこまでくると

夜の海で溺れていた自分が

そんなこと言ったって塩辛いの息ができないんだからしょうがないよ
苦しいクラゲが邪魔サメに食われるか不安だし

 

とぶくぶく不満だらけだった自分が

おかしくなって、

 

「あ、船に乗ればよかったのか。」

とはじめてわかるようになります。

 

 

 

自分軸で生き始めるということは

夜の海という果てしないコントロール不能な大波の中で溺れていた状態から

少しづつ
少しづつ

「海でも自分が舵をとれる」ことを
知っていく作業なのです。

 

一番辛くて苦しいところはそして、

浮き輪の端にしがみついてなんとか水の上に出る、その最初です。

 

 

その時だけは、
何度もひっくり返って浮き輪から落ちたり
何度も溺れて失望したり

泳ぐコツがわかるまで
苦しくて、信じられるまで絶対に無理だと感じるかもしれない。

 

でも段階を経て
小さかった船がちゃんとアップグレードしていって

そしていつか

快適なクルーザーみたいなのに乗って
悠々と海の風を堪能できるようになると

もはや操縦すら必要ないくらい楽に

目的地をピッと入力するだけで
船は衛星から張り巡らされたレーダーによって

自動的に行きたい場所まで自家発電で連れていってくれるようになります。

 

 

 

 


今は、「風向きによって船が不安定になるんです」
という方に帆を上げたり下げたりするタイミングを一緒に教えることもあり

「船はだいぶ快適だけど、時々水が漏れる」ひとの船の床を
一緒に修理したり

「今まで自分の船だったけど、これから客船にして
ゲストをもてなしたいんです」

という方に一緒に船を大きくしてホスピタリティまで教えたり

多岐にわたるけれど

 

 

夜の海で
溺れ続けて

それでもなんとか朝がくるのを待っている相手に

見守り
必死で引き上げようと船の上からロープを垂らすことも、あります

 

大きな声をかけて

「浮き輪の上で、たまには休んでね」と
いうような生ぬるい優しい言葉ではなく

「浮き輪にのる練習を、なんとか身につけるために
なんとしてでも上に乗るのよ!絶対にあきらめないで」

と泣きながら溺れている人に
叫ぶような

そういう時も。

 

 

それで、
わたしも最初は溺れていて

物心つく前に夜の海に放り込まれた自分自身の
漂流歴、溺沈歴は

誰よりも、誰よりも長い分

 

とにかくその人を
豪華客船に乗せるときがくるまで根気よく

手を引く手伝いができるのだと思います。

 

 

 

 

夜の海は、冷たく暗いです。

本当に心細くて、死んだほうがましでしょう。
本当に、ただただ苦しい。

苦しいと感じることを、諦めてしまうひともいます。

なにも感じなくなるひとです。

 

 

 

でもあきらめないで欲しい。
死んでもそこは、どれだけ苦しくてもいいから、あきらめないで欲しいのですよ。

 

 

守られた環境で自由自在に行き先を決めて、
波に揺られて

そして

晴れた空のしたで
ひんやりした爽やかな潮風を全身で味わうことほど
自分が風になったみたいな心地の良い景色はきっと

他にはなくて、

それは、誰よりも夜の海の闇の深さの恐怖を知っているひとにとって

これ以上ない価値があるから。

 

 

 

 

 

 

 

 

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